2013年11月12日火曜日

まどか☆マギカのさやか的解釈①: 新編を評価するための幾つかの論点

 まどか☆マギカ新編の話の展開としての面白さ、映像としての完成度はたいへんなものなので、実際のところ「すごくよかった」という感想しか出てこないというのが個人的な感想である。批判するにしても、擁護するにしても、何かしらの視座と立脚点は必要で、それを以下に述べようと思う。
 この視座は、評論的なものでも、価値中立的なものでももちろんなく、要するに、「さやか的観点から言って、新編はどうよ?」という話になる。だがそもそもさやか的観点とは?

(以下は物語の話です。無論ネタバレ注意)